「舞踊映像作品集」2022其➂

~古典へのいざない~ 

今回の映像作品は貝塚のお稽古場でお稽古に励んでいる「子雀隊」の作品集です。小学6年生と4年生、3年生(撮影時)の作品になります。

※撮影日は2023年3月26日です。

最後までごゆっくりとご覧ください。コメントなど頂けたら励みになりますので宜しくお願いします。

 

舞踊映像作品集第3弾

3、長唄「潮来出島」

茨城県潮来地方の名物である、あやめの花の美しさや、水郷と言われる水路を行き来する船などの風景を表現しています。

小学3年生(撮影時)の作品です。

2、長唄「雨の五郎」

 江戸時代に大変好まれた「曽我兄弟の仇討ち物語」から生まれた演目です。 前半は曽我兄弟の弟、五郎が春雨の降る中、傘を差して恋人から来た手紙を読んで恋人のもとへ駆けつける場面を表現しています。傘を使い若い衆と喧嘩をしている場面は力強く迫力があり見ごたえがします。後半は仇討ちへの勇ましい思いを力ずよく表現しています。

小学4年生の作品です。

4,長唄「藤娘」

日本舞踊をお稽古する女性が一度は踊りたいという人気の演目です。大津絵に描かれた藤娘が絵から抜け出し「藤の精」となり踊るという趣向です。「藤の精」といっても子供ではなく、恋愛も経験してきた大人の女性のおどりです。それ故、艶やかに表現するところも多くあります。

※大津絵:江戸時代、滋賀県大津市あたりで旅人相手に土産物として売られていた絵画

小学4年生の作品です。

5,長唄「手習子」

おませな町娘が、日傘をさして寺子屋帰りに、のどかな春の景色の中、蝶を追ったりして道草をする様子を表現しています。まだ着物の肩上げもとれない幼い少女が、恋について大人のようにおませに踊るさまが可愛らしく、子どもから大人の女性に人気の作品です。

今回の作品を踊る小学生は「子雀隊」としての最後の映像作品発表となります。

※寺小屋:江戸時代に寺院で町人の子どもたちに読み書きを教えた所

小学6年生の作品です。

<お願い>今回掲載されている映像の著作権は樹流にございます。出演者のプライバシー保護のためにも無断転載はなさらないようにお願いいたします

最後までご覧いただきましてありがとうございます。これからもこのような舞踊映像作品を制作発表していきたいと考えております。今後の励みにもなりますので、今回ご覧になられた感想など頂けました

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